国際結婚の言葉の壁は?
幸村は友人・知人から奥様が外国人だから言葉でのコミュニケーションをとるのが大変では?と良く質問をうけます。
奥様の場合は出会った当初より日本語が良くでき日常会話はもちろん、日本の字もひらがな、カタカナなら書けるレベルなのでほとんど問題ありませんでした。
出会った当初は日本語が上手なのでビックリしたぐらいです。
フィリピン人は日本人よりも語学の才能があるんじゃないかと思います。多くのフィリピン人はタガログ語と英語二ヶ国語を使いこなします。
※フィリピンは世界で3番目に人口の多い英語公用語国としても知られています。
奥様はもちろん奥様の友人・知人の在日フィリピン人の多くは日常会話程度の日本語なら問題ないようです。
確かに難しい日本語や漢字などは理解できなかったり、読めなかったり、書けなかったりしますが、生活には何の支障もありません。
逆に奥様は難しい日本語や漢字を覚えようと必死で勉強します。この姿勢には幸村は毎回感心させられます。
奥様曰く 「日本で働き生活する以上日本語を覚えるのは当たり前。それに日本人には馬鹿にされたくない!将来子供ができたとき日本語が話せないと困るでしょ」
奥様のフィリピン人としてのプライドを垣間見た瞬間でした。
女身一つで故郷、家族と別れ右も左も分からない日本に来て、必死になって働いて、必死になって日本語を勉強して・・・・・・本当に頑張り屋さんです。
ただ一つ難点をあげれば、奥様や在日フィリピン人女性の多くはタレントとして日本に来る事が多いので、日本語を習得する場所もタレントとして働いているフィリピンパブなどの水商売で男性のお客を相手にしながら、日本語を習得する場合が多いので必然的に男性の話し言葉になりやすいのです。
奥様もたまに「バカヤロウ」「この野郎」などと口走ることもあります(苦笑)
幸村の場合はこのような汚い日本語を奥様が話したときは、怒らずキチンと何が駄目で、次からどのような日本語を使うべきか説明します。
すぐには直りませんが、根気よく何度も注意して説明してあげると直ってきます。
やはり身近にいる人間の言葉の影響力は大きいもので、幸村も丁寧な言葉を使うよう努力するようになりました。
国際結婚の言葉の壁なんて何の問題もないのではないかと、幸村は思いますね。
幸村も結婚を機会に英語を勉強しています。また奥様の母国語タガログ語も勉強して見ようかなと思う今日この頃でした。