続・入管へ
10月某日ついにこの日がやって参りました。
在留特別許可を認めるかどうかの最終的な判断を受ける審判の日。
国際結婚を決意してから約1年。紆余曲折をへて、ようやくここまでたどり着きました。
当日は朝の9時までに東京入国管理局に到着しなければならないので、遅刻しないよう時間に余裕を持って出発。
書類などは全て提出済みなので当日持参するものはほとんどありません。
不安と期待が交差しつつ東京入国管理局へ到着。いつもの6階 調査第三部門へ。
東京入国管理局6階 調査第三部門に入室して見ると、そこには50人前後の私達と同じように在留資格の許可・不許可の最終判断を受けに来た人々が待合室で待っていました。
国籍も色々で中国、韓国、フランス、ブラジル等など色々な国籍の人々が沢山いました。
手続き時間が訪れ待合室に、入管の職員がぞろぞろ入室して来て点呼を始めました。どうやら出頭命令を行った人々がちゃんと出頭ているかどうかの確認のようです。
出頭命令を行った人々が来ているかどうかの確認の点呼が一通り終わり、今日一日のスケジュールの説明をされ、パスポートを取り上げられ、私達はさらに別室に移され、呼ばれるまで待機となります。
ここからが時間との戦いとなります。何せ50人前後の人々が順番に再度の違反審査を受けるために順番待ちをしているため、呼ばれるまでにかなりの時間を要します。
約2時間程待たされて奥様は呼ばれました。このとき幸村は審査室には一緒には入れません。
ここでは恐らく、違反審査、違反認定、口頭審理の申請、口頭審理、違反判定、意義の申し出などの手続きを、入管の入国審査官、口頭審理官が一斉に行っているのではないかと考えられます。
この違反審査、違反認定、口頭審理の申請、口頭審理、違反判定、意義の申し出などの手続きは退去強制処分から在留特別許可取得までの大切な手続きなのです。
それから昼休みを挟んで約2時間待たされ、再度の別室への呼び出しがありました。このときは幸村も一緒に来てくださいとのこと。別室には私達の他4組の人々が椅子に座り待たされていました。
一組づつさらに奥の部屋に呼ばれ、なにやら説明を受けています。話し声はまったく聞こえません。
説明を終えた人は戻って来て元の椅子に座り、他の組の人々の説明が終わるまで、また待っています。
約10分~15分待ったでしょうか、幸村と奥様の順番が来て奥の部屋へ入ります。そこには一人の入管の職員の方がいらっしゃいました。対座して椅子に座り説明を待ちました。
パスポートを返され、パスポートの中程のページを見せられ「今回はこの様になりましたからね」とパスポートの中程のページに押されているビザ(査証)を見せてくれました。
なんと!在留資格を取得する事が出来たのです!!思わずありがとうございました!!と叫んでいました(爆)
そして5組全員が説明を終え、最後に、先程の入管の職員の方から今後の注意事項の説明を受け全てが終わりました。
うぉぉぉぉ~ やったぁぁぁぁ!!!!!!ついにビザ(査証)・在留資格を取ったぜェェェェ!!!!!!!!!
いやぁ~良かった!!本当に良かった!!!!
この日の所要時間は約7時間程度でした。